フードサービス
飲料
飲料そのものとして、またコーヒーや紅茶のおともとして、何世紀にもわたり消費されてきた乳製品がいま試練に直面しています。牛乳関連製品は、のどの渇きを潤し、味と栄養面にも優れた飲み物として、従来の用途および新たな用途の両方において消費者ニーズを満たしています。
目まぐるしく変わりゆく社会の中で忙しく動き回る消費者のライフスタイルによって、飲料市場に、たんぱく質強化飲料、飲むヨーグルト、そしてスムージーという乳製品関連の新たなカテゴリーが生み出されました。子どもからお年寄りまで、しっかり栄養をとりたいアクティブな消費者たちにとって、乳製品を取り入れた飲料はエネルギー、ミネラル、およびその他の栄養を補給するための新たな方法となりえます。
米国産乳製品なら、作りたてのドリンク類やスムージーにぴったりの材料を提供することができ、このような消費者ニーズの高まりに対応することができるようになります。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。
飲料の最新トレンド
コーヒーショップの拡大と、カプチーノ、ラテ、モカなどの乳製品を使ったドリンクの人気が、飲料部門における乳製品の消費を押し上げています。ホットでもアイスでも楽しめるスペシャリティ コーヒーが、米国のクイックサービスレストラン (QSR) チェーンで人気のメニューとなっています。世界のトレンドも成長を続けており、特にアジアでは、コーヒーの消費量が成長の第 1 段階を迎えています。
千年以上の歴史を持つ「飲むヨーグルト」ともいわれるケフィアは、近年モダンにアレンジされ、子どもや健康志向の大人の間で人気を得ています。ケフィアや飲むヨーグルトは通常パックに入って販売されますが、米国のフードサービス業界では、このトレンドに基づき乳製品を使ったさまざまなスムージーが生み出されています。
コーヒードリンクにおける乳製品
単独店から拡大を続ける巨大チェーン店まで、コーヒーショップの急増が、コーヒー飲料における乳製品の消費量を押し上げています。紅茶派がスペシャリティ コーヒーを飲みはじめたり、もともとコーヒー党であった人たちがスペシャリティ コーヒーを試してみたりと、コーヒーをめぐるトレンドはあらゆるドリンク メニューにおける世界的なチャンスを生み出しています。また米国の QSR においても、スペシャリティ コーヒーが新たな人気メニューとなっています。
スムージー
低脂肪乳、ヨーグルト、ホエイたんぱく質をベースに使うことで、野菜や果物のスムージーに栄養をプラスし、健康志向の消費者ニーズを満たすことができます。手軽に持ち運べ、栄養価が高く、かつ美味しく飲めるスムージーは、小腹を満たし、食事代わりにもなるメニューとして、ジュース バー、売店、QSR や高級レストランなどの飲食店で提供されています。