食品・飲料製造
スープ、副菜
世界のスープ市場における新商品の数は、2012 年から 2013 年の間に 48% 以上も増加しました。1 パスタやヌードル、ライス、サラダといった副菜も同じく大きな成長をみせており、2011 年から 2013 年にかけての新商品の増加率は、パスタやヌードル類で45%、ライス類で 58%、そしてサラダで 42%となっています。2,3,4
おいしくて、栄養があって、お腹と心を満たしてくれること。これが、消費者が食事に求める 3 つの要素です。チーズ、ホエイたんぱく質、ミルクたんぱく質、パーミエート、ヨーグルトなどの米国産乳製品原料がもつ栄養、風味、そして食感は、あらゆるタイプのスープや副菜に活かすことができます。また、米国産乳製品および乳製品材料を使うことで、革新を続けながら流行に合わせたスープや副菜を提供し続けることができるようになります。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。
スープと副菜の最新トレンド
は目まぐるしい現代社会において、手軽に作ることができ、主菜に添えるもう一品として、またヘルシーな食事をしたいときの一皿として重宝されています。
パスタやヌードル類といったカテゴリーにおいて各食品メーカーが消費者需要を満たすことのできる商品の開発に努めており、革新的な新商品が数多く生み出されています。また、クリーン ラベルへの関心の高まりを受けて、自然で健康的な原材料表示が主流となってきています。
パスタ・ヌードル類
パスタとヌードルは、調理済み食品としても乾麺としても人気の高い副菜です。調理済み食品と乾麺を合わせたパスタ・ヌードル類は、2013 年の世界市場におけるインスタント食品の新商品のうち 42% 近くを占めています。2
2013 年に新発売されたパスタ・ヌードル加工食品のうち、約 10% がチーズを材料として使っており、2 番目に人気の高いフレーバーとなっています。2 チーズなどの米国産乳製品原料をパスタ・ヌードル類に取り入れることで、大きなメリットを生み出すことができます。また、消化の良いたんぱく源であるホエイたんぱく質も、さまざまに方法で活用することができます。
クリーンラベル
現在の食品市場において、商品およびその原材料に対する自然派志向、本物志向が顕著となってきています。5 世界のスープ業界においても、クリーン ラベルを求める消費者の声に応える開発努力がなされており、 スープの新商品においては「無添加」を売りにする商品の数が最も多いことがわかりました。1 一方、「自然食品 (オールナチュラル)」を売りにした商品が、調理済みパスタ・ヌードル部門の成長を押し上げています。6
なじみのある材料を簡潔に示すことで、消費者は、自然で新鮮、そして本物の材料を使った食品を見分けることができるようになります。乳製品をベースにした原料や商品は、商品の栄養価を高めるとともに、より自然に近いイメージを消費者に与えることができます。
乳製品の活用
以下の表に、代表的な乳製品原料が持つメリットが示されています。
Resources & Insights
イノベーションのアイデアや技術的サポートをお探しですか。 米国産乳製品を使ったスープや副菜の開発については、以下の資料に詳しくご説明しています。ダウンロードしてご確認ください。
1Innova Database.Soup.January 2014.
2Innova Database.Prepared Pasta and Noodles.April 2014.
3Innova Database.Rice.February 2014.
4Innova Database.Prepared Salads.June 2014.
512 Key Trends in Food, Nutrition & Health 2014.November 2013.
6Innova Database.Be Prepared for More Health for Prepared Pasta and Noodles.September 2013.